今回は少し前に受講した救命講習について簡単にご紹介します。
皆さんは家でご家族が…道で誰かが心肺停止になったらどうしますか?
救急車が来るのをじっと待ちますか?
熊本市での救急車到着は5分弱と全国的に見ても早い方ですが心停止後、1分経過するごとに救命率は7〜10%低下し8分経過すると救命率は20%まで低下します。心停止に気づいてから3分が経過してから救急車が5分かかるとすると何もしなければかなり危険な状況になりますよね。
そこでご紹介したいのが熊本市消防局で実施されている救命講習です。(消防署の広告塔ではありませんよ。)
私も普通救命講習及び上級救命講習を受講してきました。
実は…無料なんです!
予約は必要ですが、定期的に実施されてますのでおすすめです。
内容は熊本市での状況や活動内容の紹介から
胸骨圧迫(心配蘇生)やAEDの実戦まで行います。
本来は人口呼吸もあるんですがコロナ禍なので現在は行われていません。
胸骨圧迫は胸の中央を重ねた両手で5センチ位押す感覚(単3乾電池分くらい押す感覚)で「強く、早く、絶え間なく」圧迫します。
速さの目安は頭の中で「アンパンマン」のテーマソングや日本昔話の「人間っていいな♪」を歌いながらするといいそうです。…絶対に声に出さないで下さいね…笑
AEDについても実際に体験できますし、119に電話した際の会話も体験できます。
実際にご乗車頂いた患者さんや家族のみならず、「誰か助けて下さい!」と声が聞こえてきたときに即座にお手伝い出来るよう定期的に受講しようと思っています。
皆様も…ぜひ。